■安い/高い オリーブ・オイルを使い分ける
オリーブ・オイルは熱と光に弱い。
それゆえ、例えばパスタでは、弱火でニンニクになじませたり、ゆで汁と合わせて乳化させたりするときには安いオイル、仕上げに上からかけるのは高いオイルを、というように2種類以上使い分けている。
サラダにかける場合も、お酢等と混ぜてドレッシングにする場合は安いオイル、オイルメインにする場合は高いもの、と使い分けることが多い。
この15年ぐらいの日本での流通価格で言うと、高いオイルは1g当たり3~10円くらい、安いオイルは0.5~1.5円くらいが目安かと思う。
■スペインの良さが出た味の素の「エクストラバージン」
安いオイルでも侮れないのが、味の素の「エクストラバージン」である。
ちょっと久々に購入してみたところ、600gで600円くらいだった。
味の傾向は、「オレアストゥルム」をのっぺりさせたような傾向である。
アルベキナ種らしい緑の葉のような味に苦味が加わった感じで、好バランス。
ただ、日本では流通量が多く、店頭で悲しい置きかた(場合によっては直射日光にさらされたり)をされているものもあると思われるので、そうでないものを選びたい。
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