某用事で入ったチェーン店サイゼリヤに、加熱調理に非常に合ったオイルを発見した。
Mira Sud社のオイルである。
同社を営むラニエリ家の名を冠した「ラニエリ」ブランドのもののほうが多く流通している。
サイゼリヤ(Mira Sud社)のオイルは、驚くほどのスパイシーさで、味は緑葉の苦味の系統である。
高級品の持つ華やかな香りこそ乏しいものの、芯のしっかりした味である。
オリーブオイル担当バイヤーに拍手喝采を送りたい。
値段は500mlで約800円。250ml計算なら400円相当。
非加熱向きの高級品、イル・レッチェートやPasquiniの1/3程度の値段である。
サイゼリヤには、「ドリンク・バー」の場所に、自由にかけられるオリーブオイルが置いてあった。
料理の味はともかくとして、イタリア産のきちんとしたオリーブオイルを、自由にかけられるようにしたり、適価で販売したりしてくれているのは、企業努力に頭が下がる思いであった。
もっと高いお店でも、イタリアのように自由にかけられるようにはなっていないお店も多いし、 もっと劣るオイルをテーブルに置いているところもあるのだから。
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